2021年1月31日

順張りも逆張りもやる事のリスクとトレード手法の勝率を高めるほど、負ける。その理由とは??【トレードオフの関係】by書道トレーダー倉本知明

f:id:kuramotochimei:20210131185513j:plain

 

僕が先出しトレードで使っているトレード手法は

勝率80%が狙えるかなり手堅い手法なのですが

勝率を上げた半面

とあるリスクが発生していまいました(◎_◎;)

その話を今回動画でもしてますし

下記には文章でも説明してます!

トレーダーであれば必ず知っているべきトレードオフの概念です!

是非ご覧ください!

 

動画版⇒https://youtu.be/8boS2QvzOSM

 

youtu.be

僕が運営するオンラインサロン内で作り上げた
インジケーターを使わない完全裁量の

知明流フィボナッチトレンド転換手法ですが

この手法は、
オンラインサロン内でアウトプットしたり

サロンメンバーの失敗トレードを分析したり
成功トレードを分析したり

より負けを減らすためには、どうすればよいのか?
どこに注目して、どこに気を付けるべきなのか?
より勝ちやすいプライスアクションはどういうものか?
エントリーを見送るべきプライスアクションはどんなものか?

などなど
分析と改善を繰り返して

磨きに磨きをかけて行くことによって
かなり勝率を高めることが出来ました。

そのおかげで
トレードルール通りに
エントリー条件さえ合致してくれれば
勝率80%以上は固い
強固なトレード手法となりました!

が、しかし

その反面
エントリー回数がかなり減ってしまいました。

この原因は、
サロンメンバーの為を思い過ぎたことにあります。

僕の場合、
サロンメンバー全員にしっかり勝って貰える様
それこそ
どんな初心者でもしっかりと勝って貰える様に

誰にでも分かりやすく
誰にでも再現可能な形で
誰にでも同じようなトレード結果が出るように

トレードロジックを考え
トレード手法を作り上げて

勝率を上げる為にエントリー条件を厳しくしたり

更に勝率を上げる為に
ある特定のパターンのみに絞って
エントリーする形にして

決済条件もしっかりルール化して

それを鉄板トレードルールとしてサロン内で展開していました。

エントリー条件やトレードルールを厳しくしたお陰で、

誰にでも再現可能でなおかつ
勝率が高い手法となったのは良いのですが

ルールを厳しくした分
エントリー回数がかなり減ってしまう
と言うデメリットも生まれてしまいました。

誰にでも同じ結果を出せるようにするには
トレードルールを厳密にする必要があります
ので
これは仕方がない事として
受け入れないといけないデメリットではあります。

これは、
何かを得る為には何かを犠牲にしなければならないという
トレードオフの関係です。

言い換えると、

高勝率で誰にでも再現可能な手法にする為に、
エントリー回数を犠牲にした

と言う事です。

当たり前の話ですが、
無駄なエントリーを沢山すれば勝率は下がりますし
エントリーポイントを厳選して絞り込めば勝率は上がります。

エントリー回数も多くて、勝率の高いトレード手法は存在しません!

なので、エントリー回数が少なくても
ある程度は受け入れる必要があります。

ただ、
手法と相場環境が合致しない期間が続くと
全くエントリーできない時期が長く続いてしまう事になってしまいます。

その時期にハマってしまった場合、
トレードせずに相場環境が元に戻るのをまつしかないのですが、

ここで問題となるのが
メンタル的な問題です。

全くエントリーが出来ない期間が続けば

「もっとエントリーして稼ぎたい」と言う焦りが出ますし

「この手法はもう使えないんじゃないか?」と言う不安も出てきます。

この焦りと不安に耐えられなくなると

優位性の無い所で無理やりエントリーしてしまったり

違う手法に手を出してしまったりして

勝率を下げてしまうことになります。

裁量トレードは、自動売買やインジケーターとは違い

自分の感情次第でいくらでも勝率が変わります

これが、「トレード手法の勝率を高めるほど、負ける」と言う事の本当の意味です。

エントリーパターンを厳選し、
勝率を高める所までは良いのですが

相場環境が変化し
相場環境がエントリーパターンと合致しなくなると

高い勝率の裏返しとして、負けやすくなります。

メリットが大きければ、
デメリットもその分大きくなる可能性がある。

と言う
ここでもトレードオフの関係が働いています。

ただし、僕の手法の場合は、
エントリーして良い条件もルールに盛り込んでいますし
エントリーしてはいけないパターンも補足動画で解説していますので、

ある程度であれば、
負けるポイントでのエントリーを回避できるようになっています!

後は、メンタルの問題です!

トレード手法と相場環境が合致していない状態で
エントリー条件も整っていないのにも関わらず

我慢できずにトレードしてしまうと
負けることになります。

また、
このパターンで一番怖いのが、
自分のトレード手法自体を変えてしまうことです。

今までのトレード手法が使えなくなったからと言って
新しい手法を取り入れてしまうと
自分がやるべき本来のトレードを見失ってしまう事になります。

例えば、
トレンドフォローをしていた人が、
逆張りの手法をやり始めると

トレンドフォローでは買いのエントリーポイントだけど
逆張り手法だと売りのエントリーポイントになる。

という事が起こり

「買いなのか?売りなのか?」
訳が分からなくなってしまい
トレードが出来なくなってしまう

という事態に陥ります。

こうなってしまうと完全に自分のやるべきトレードを見失ってしまいます。

こうなってしまう事を避ける為に、
なるべくなら、
トレード手法は変えない方が良いです!

最終的には、
相場環境が良くなること待つことが最善策です!

別に、毎日トレードしなければいけないわけではありませんし、
たまには、トレードせず、ゆっくり平日を満喫するのも大切ですし♪

その代わり、
トレンドフォローが効きやすい相場環境に戻った時は
しっかり稼いでやりましょう( *´艸`)

トレンドフォローに特化した高勝率裁量トレード手法を習得したい方は僕のサロンへどうぞ♪

エントリー回数の少なさを補う為に
FX主要通貨28通貨ペアと金相場、株価指数先物相場5つ、原油相場の35個市場を全て監視して、
エントリーチャンスがありそうな相場をサロン内へ投稿も行っています♪

倉本知明のオンラインサロン『noteサークル』
詳細⇒https://note.com/chimeifx/n/na839f7887df7

デイトレを基軸にスキャルからスイングトレードまで対応可能な裁量トレード手法のテクニックを学びたい方は僕のオンラインサロンへどうぞ(‘ω’)ノ☆彡

 

 

 

順張りも逆張りもやる事のリスクとトレード手法の勝率を高めるほど、負ける。その理由とは??【トレードオフの関係】by書道トレーダー倉本知明