2月19日のドル円の高騰の時に、
売りポジションを持っていた人達は損切りせざるを得ない状況に陥ってしまったかと思います。
あれだけの上昇が起これば仕方がないことです。
ですが、結果的には112円をつけた後、
ガンガン下落して行って108円まで落ちてしまいました。
あの上昇で損切りをしていなければ、
今頃は儲かっていたかもしれません。
って普通の人は思うと思うのですが
それは結果論であり
タラレバの話です。
結果を見たから
そう思うわけであって
上昇中の112円に向かっていく中で
108円まで下がると思えた人はほぼいないと思います。
僕も含めて。
あの上昇を保有しても良い人は、
108円まで落ちると前もって予測できてた人だけです。
予測もできていないのに、根拠もなく保有していたとしたら
ギャンブルと同じです。
今回はたまたま下落しましたが
もし、そのまま上昇し続けていたら
全財産を失っていた可能性があります。
そして、今回は、高騰した後、直ぐに下落しましたが、
次また同じように高騰した後、同じように下落するかと言うと
その可能性は低いです。
相場はそう簡単に同じような動きは見せません。
特に今回は日足レベルの大きな動きなので
次に同じような動きが起こるとしても数年後の可能性があります。
なので、
「ドル円は上がったら下がるんだ！」
と言うような
短絡的な考えはやめておいた方が良いと思います。
今現在は108円まで大きく下落していますが、
「ドル円は大きく動くと、大きく戻ってくる通貨だ！」
と短絡的に考えて
買いでエントリーしてしまうと
ちょっと危ないかも知れません。
上にも書いた通り、
相場はそう単純ではありません。
むしろ、その逆の動きが起こる可能性があります。
仮に、
「ドル円は大きく動くと大きく戻ってくる通貨だ！」
と思ってるいる人が沢山いるとしたらどうでしょうか？
その人達はもう既に買いポジションをもっているはずではないでしょうか？
全員が買いで持っているとは限りませんが
そう思った大多数の人がすでに買いを入れている可能性は高いです。
だとしたら、この後、新たに買いでエントリーする人が
どのくらいいるでしょうか？
多くは無いことが容易に予想できると思います。
今後、新たに買いで入る人が少ないのであれば、
相場は上昇することはできません。
そうなれば、残る道は
下落です。
このシナリオが想像できるか？できないか？
これだけで、
リスク回避をすることができるようになります。
少なくとも無謀な買いエントリーは控えることが出来ます。
このことを踏まえた上で、
しっかりチャート分析をして
その結果、買いだと思ったのであれば
買いエントリーは良いと思いますが
根拠の乏しい買いは非常に危険なので
僕としてはおススメできません。
単純に考えて、今の状態から
上昇トレンドに転換する為には
かなりの新規の買い注文が入らないと厳しいので
買い目線での優位性はかなり低いと思われます。
明日、週が明けて
かなり強い買いが入ったとしたら
買いでエントリーすることもできるかも知れませんが
エントリーしたとしてもスキャルピングの短期勝負ですね！
なぜなら、いつ再下落して行くかわからないからです！
だとしたら、
再下落を待ってからエントリーしたほうが良いんじゃないかな？
と思ってしまいますけどね(;^_^A
どうしても買いで入りたいのであれば
スキャルピングの決済ロジックを使った方が良いと思われます。
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